各種検査

血液検査

体の外からではわからない異常を血液を少量採取して調べます。
血液検査だけで全ての異常がわかるわけではありませんが、病気の診断には大変有用な情報が得られます。
院内で実施する検査と検査センターに依頼する項目とがあります。

細胞診検査

体の様々の場所から細胞を採取し、その細胞を顕微鏡を用いて調べる検査です。
皮膚や腫瘤など体の表面の細胞だけでなく、内臓からも細胞を採取して調べることがあります。

レントゲン検査

X線を照射して、体内の様子を撮影して調べます。
臓器の位置や形・大きさに異常がないかをチェックします。

超音波検査

超音波を使って、心臓や腹部臓器などに異常がないかを探る検査です。
レントゲン検査と超音波検査は、それぞれ得意な分野があるので、組み合わせることで検査の有効性が上がります。

CT検査

X線を照射して、得られた情報をコンピュータ処理、断層画像を構成し、体の中を立体的に評価することが可能です。
レントゲン検査に比べて、小さな病巣を発見できたり、病変部の位置や状態の評価をより詳細に、より正確に行えます。

内視鏡検査

主に消化管内の異常を調べるために実施します。
どうしても麻酔が必要となりますが、手術に比べ、動物たちに負担を掛けずに、組織検査や治療(異物の除去など)が行える場合があります。